私立高校の入試について
お世話になっております。ベースファイブ今津教室です。
本日は2022年最後の授業日です。
授業がある生徒さんはラスト1日頑張りましょう！
さて、前回公立高校の入試の仕組みをお話ししましたが、今回は私立高校の入試についてお話しします。
公立高校の入試について（一般選抜）
なお、私立については以前に少しだけ触れているので、こちらも併せてご覧ください。
2022年度夏期講習スタート！
内容は、各高校によって
【実力テストで学年平均+○○点以上】
【五ツ木模試で偏差値○○以上】
という基準が設けられているので2学期の実力テストや五ツ木模試に向けて頑張る必要があるというものです。
この記事で触れている事前相談について、私たちがしていることと各高校とのやりとりの流れを説明します。
①各高校の基準を得る
毎年7～10月に私立高校が塾関係者向けの学校説明会を開催します。
そこに参加することでその年の基準を教えていただくことができます。
もちろん、それに参加しなくても教えてもらうことはできますが、
進路指導をするうえで各高校に対する理解を深めることも大切なので、
ベースファイブでは毎年極力参加しています。
②基準に応じて教科指導をする
生徒さんの志望校が早い段階で決まっている場合、基準を達成させるための指導をします。
③【進路懇談資料】を回収する
今津中学校では12月半ばに3年生の懇談があり、その際に【進路懇談資料】をもらいます。
これには、3年次の定期テスト・実力テストの成績、評定などが記載されています。
④基準を満たしていることを確認し、志望校に連絡する
連絡時に進路懇談資料をメールやFAXで送信します。
なお、わずかに基準に達していない場合も何とかならないか相談をします。
⑤「”安心して”ご受験いただけます」
相談結果がOKであれば、このような返事をいただけます。
この返事が意味することは、
【入試当日よっぽど酷い点数をとらない限り99.9％合格を保証する】
というものです。
以上が私立高校入試に関わるベースファイブの取り組みの流れです。
ベースファイブの売りの1つは、この事前相談をしっかりと行っていることです。
実際、今年度の3年生については全員事前相談を済ませ、⑤のお返事をいただいています。
中には事前相談をしていない学習塾があります。
その理由は①が非常に大変だからです。
ベースファイブは毎年、大阪府内北部から中部に所在する私立高校約60校分の基準を集めています。
また、高校によっては実力テストに関する基準が中学校ごとに異なります。
例えば、同じ高校の同じ学科でもA中は平均+50でOK、B中は平均+70でOKというような違いがある場合があります。
その理由は、実力テストが中学校ごとに行われるものであり、難易度の差を考慮するためです。
色々な学校を対象としている学習塾にとっては全員分のデータを集めるのはかなりの手間がかかります。
その点、対象生徒を今津中学校に絞っているベースファイブは他塾と比べて容易にデータを集めることができます。
なお、大変だからと言ってこのような大切なことをやっていないというのは問題では？
と思われる方もいるかもしれませんが、同じことを中学校も行っています。
そのため、塾がやらなくても最終的には中学校が高校から⑤の返事をもらった上で受験に臨むことになります。
とは言え、それでは進路指導を主導するのは中学校であり、塾は生徒さんと中学校の決定に対して受動的になるしかないです。
しかし、中学校はこのような話しを早い段階から教えてくれるわけではないので、行きたい学校が決まった頃には実力テストが終わってしまっている場合もあります。
逆にベースファイブでは、早い段階から進路の話しをすることで目標意識を持たせ、目標達成のための道筋を示します。
しっかりと動機づけができているので、周りの子たちよりも早く実力テストを意識した勉強に取り組むことができます。
その結果、例年ベースファイブの3年生の2学期の学校の懇談は、私立に関しては
【基準を満たしたうえで受験校を報告する】
だけになっています。
中には、12月の懇談で初めて
「そこは厳しいですね。志望校を下げましょう。」
と言われてしまうケースもありますが、ベースファイブではそのようなことはまずありません。
なぜなら、そうなる前にそのことを伝え、基準を満たす高校の中で最善の選択ができるよう働きかけているからです。
ベースファイブはまだまだ小さな学習塾ですが、普段の授業はもちろん、進路指導に関しても大手に引けをとらないという自負があります。
来年受験生になる2年生で塾をお探しの皆さま、ぜひ一度お問い合わせください。
ご入塾されるかどうかに関係なく、受験に関する詳しい情報は余すことなくお伝えさせていただきます。
より多くのお子さまの目標達成のお手伝いをさせていただけると幸いです。
2022年最後の今回は私立高校の入試についてお話しさせていただきました。
年明け以降、公立高校入試に向けた具体的な指導などについてお話しさせていただく予定です。
今年1年間、ありがとうございました。
来年もベースファイブをどうぞよろしくお願いいたします。
それでは皆さま、良いお年をお迎えください！！