公立高校合格発表!
東淀中学校・新東淀中学校の生徒限定個別指導塾ベースファイブ豊里教室です。
昨日は公立高校の合格発表でした。
ベースファイブの1年目の結果は、不合格を出してしまいました。
昨日わかっていたことですが、私の気持ちの整理ができず、書くのが今日になりました。
一生懸命頑張ってきた生徒が不合格になるのはとてもつらいです。
今までの頑張り、合格発表に自分の番号がない生徒の気持ちなどを考えると、涙が出そうになります。
自分の進路指導が間違っていたのだろうか、データ分析が甘かったのだろうかとも考えます。
来年は全員合格を目指して、今から気持ちを切り替えて頑張ります。
さて、ベースファイブの進路指導方針について少し書きたいと思います。
私立高校選び
私立高校は落ちないことを前提にしています。ご存知の方も多いと思いますが、3年生の2学期の実力テストがすべてといっても過言ではありません。
当日のテストの出来より、実力テストによる事前相談です。
私立高校のは私立高校の合格基準にギリギリ届く高校やコースを選ぶことをおすすめしています。
それは、皆さんが行きたいと思う大阪府の公立高校は平均1.2~1.3倍程度の倍率があります。
ということは400人定員の学校だと100人程度不合格になります。
私立高校は、公立高校に万が一落ちたときに行きます。
高校3年生の卒業の時に、公立は落ちたけど、お金を払ってでも私立高校にきてよかったね。と言える進学実績を出せるところを併願校にすることを進めています。
私立無償化になったと言っても、公立に比べ入学金がかかり、備品も割高で、修学旅行も海外へとなると、やはりお金はかかります。
でも、勉強はしっかり見てくれ、進路指導も万全です。そういう意味で万が一に備えるといいと考えています。
公立高校選び
公立高校は五ツ木模試の結果をもとに偏差値(SS)、内申(通知表)、受験校の過去のデータなどをもとに判定しています。
新東淀中学校と東淀中学校の実力テストは問題が易しいため、大阪府立高校入試の判定には向いていないと考えています。
そして公立高校選びは五ツ木の判定にもあるように、A(上位合格)、B(ほぼ大丈夫)、C(五分五分)、D(もう少し頑張りが必要)、E(再考すべし)となっています。
偏差値と内申を換算して、私はC以上で受験しても良いと考えています。
ここから先はご家庭の意向とベースファイブの相談です。
教育予算として、絶対公立でというご家庭ではB以上ならOKですとお伝えしています。
万が一私立高校でもいいと言ってくださるご家庭はCでOKだと考えます。
なぜなら、公立高校をワンランク下げると、大学の進学実績もワンランク落ちてしまうからです。
今は6割の生徒が大学に行く時代になりました。
だからこそどこの大学に行くかが大切です。
そのために、安易に高校を下げることはすすめません。
保護者の方からよくいわれるのが、『ギリギリで入学して、高校生活は大変ではないですか?』『少し余裕をもって入学させたいので下げます』です。
実際、公立高校に来る生徒の幅は偏差値5程度なので(それ以上成績が良い生徒はワンランクの学校を受験するため)、受験が終わってもしっかりと勉強を続け、4月、5月と頑張れば、クラス10位くらいの成績が取れます。
それをせずに遊んでしまうからしんどいのです。
どんなに上位で入学しても、夏休みにクラスの下位にいる生徒をよく見てきました。
反対に、下位で合格しても、ずっと頑張り続けて上位になっている生徒も見てきました。
違いは、受験が終わってから学習を続けたかどうかです。
そういうことを踏まえると、ギリギリで合格しても問題ありません。
ベースファイブではご家庭の意向、生徒の目標などを踏まえて進路指導を行います。
今、ほかの塾に行っている生徒さんも、「ホームページをみました」といっていただければボランティアでデータ分析をさせて頂きます。
新東淀中学校と東淀中学校の生徒が、良い進路を選べるように、心から願っています。
今年は悔しい思いをしたベースファイブです。来年は、すべての希望の進路がかなうように頑張ります。