公立高校入試におけるベースファイブの指導方針 | 【東淀川区】個別指導塾ベースファイブ
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公立高校入試におけるベースファイブの指導方針

お世話になっております。ベースファイブ今津教室です。

新年あけましておめでとうございます!

2023年もベースファイブをどうぞよろしくお願いいたします。


年末に公立高校の入試の概要をお話ししました。

まだご覧いただいてない方はこちらからご覧ください。

公立高校の入試について(一般選抜)

内容は、

①各学年の評定から決まる内申点と入試当日の得点の合計により合否が決まる

②内申点と当日の得点には各高校によって異なる倍率がかけられる

③内申点は一番低い倍率タイプの場合で合計点の3割、高い場合で5割を占める
 (多くの生徒さんが受験する高校の場合)

④志望校合格のためには内申点、入試の得点を上げる必要があるが、両者を上げる学習は必ずしも一致しない

というものです。

今回は④について掘り下げながらベースファイブの指導方針についてお話しします。

まず、一般選抜の場合の内申点は

(1年生の学年末評定の合計×2)+(2年生の学年末評定の合計×2)+(3年生の学年末評定の合計×6)

で計算されます。
(これに各高校によって倍率がかけられます)

1・2年生は内申点全体の2割ずつ、3年生は6割が決まります。

そのため、3年生は特に評定を頑張って上げる必要があります。
(もちろん1・2年生も頑張る必要があります)

ここで、必要なのは学年末評定だから学年末テストだけを頑張れば良いわけではありません。

もちろん、学年末テストの影響は大きいですが、1学期や2学期の成績もある程度考慮されます。

そのため、意外かもしれませんが3年生にとっては1・2学期も含めて定期テストで良い点数をとることが重要です。

これを踏まえて、ベースファイブでは3年生であっても1・2年生同様に普段の授業では学校の内容に準拠し、定期テストで高得点をとることを目的とした授業を行います。

大手の進学塾の中には3年生までに習うすべての内容を早く終わらせ、それ以降は入試対策の演習授業を行うところもあります。

その場合、定期テストのための授業は直前に数回行いあとは生徒さんの自習に任せることになります。

学校の定期テストでは直近で習った基礎的な問題しか出題されないのに対し、入試の出題範囲は中学3年間の内容すべてです。

しかも、応用問題も多数出題されます。
(大阪府の公立高校の入試問題は全国的に見てもかなり難しいです)

そのため、問題演習に時間をたくさん割くことができる進学塾のやり方は難関校を目指す上では理想的と言えます。

しかし、進学塾には入塾テストや成績によるクラス編成があります。

より演習重視の授業を受けるためには進学塾の中でも上の方のクラスに入る必要があります。

そのようなクラスに所属できる生徒さんであれば早めに3年生の内容を終わらせ、定期テスト対策は各自が自習で頑張れば十分だと思います。

一方でベースファイブは入塾テストを行いません。

今中生であれば誰でもお通いいただけます。

そのようなベースファイブを選ぶ生徒さんほとんどは、テストの成績が思わしくなくてご入塾を検討します。

その理由を探っていると、全員【ひとりでは勉強できない】もしくは【ひとりで勉強しても成果が出ない】のが原因です。

そのような生徒さんに【ひとりで】テスト勉強をさせるわけにはいきません。

先述のように3年生の定期テストは特に重要なので尚更です。

だから、ベースファイブでは3年生の学年末テストの直前までは学校のペースに合わせて授業を行います。

ただし、難関校を志望する生徒さんについては保護者や本人と話し合った上で進学塾の指導法に近いやり方を採ることもあります。
(生徒さん1人1人に合わせて臨機応変に指導できるのもベースファイブの強みの1つです)

それでは、入試対策はいつ行うのかというと季節講習や特別講座、そして自習を主としています。

「通っている生徒さんにとって自習は難しいのでは?」

と思われる方もいるかもしれません。

この点も含めて次回は入試対策に関する具体的な指導法についてお話しします。

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